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ようこそ御殿場へ!空手イタリア代表を歓迎!

7月24日(土)- 合宿2日目 –

イタリアチームの始動は、午前7時から有志による朝練で始まりました。
ストレッチ、ランニング、筋トレと朝食前に汗を流します。
日本とイタリアの時差は7時間(サマータイム)あり、日本の朝7時はイタリアの夜中0時。
体内時計を日本時間に合わせるため、さっそく調整が始まりました。

朝食後の午前8時半からは空手イタリア代表の歓迎セレモニーを開催しました。

イタリアチームの来市を心待ちにしていた参加者は、再開できた喜びを伝えます。

2018年、2019年の空手イタリア代表御殿場合宿の際、子ども空手教室で交流した勝村真子さん(中学2年)は、コロナ禍で会えなかった時も選手個人のSNSをチェックし、誰よりもイタリアチームを応援してきました。
「2年ぶりに再会できることをとても楽しみにしていました。会えない間も、選手の皆さんが頑張っていると思い、私も空手を頑張ることができました。オリンピックの空手競技に出場する80人のうち、イタリア選手が5人も出場することがとても嬉しいです。メダル獲得を目指して頑張ってください!FORZA!」とイタリア語を交えながら、思いを伝えました。

イタリアチームからは監督と出場選手5人が思いを語りました。
「去年会えなかった分、今年再会することができてとても幸せです。素晴らしい歓迎をありがとうございます。御殿場市は施設、食事、練習環境、すべてが非常に素晴らしい。いつも練習相手を務めてくれる御殿場西高校の皆さんにお会いできないのは非常に残念だが、この時之栖という最高の環境で心身ともに万全なコンディションを作り、大会に出場します」と意気込みを語りました。
また「御殿場では富士山がいつも中々顔を見せてくれないが、合宿中に一度は見れると信じている。」と、日差しが強い中、富士山にだけかかった雲へ茶目っ気たっぷりの注文もありました。

また、出場選手の等身大パネルのお披露目も行われ、選手それぞれのサインが入りました。
パネルは市内で公開予定ですので楽しみにしていてください。

 

初の全体練習となった練習は午前10時から行われました。
イタリアチームの練習は、2列で整列し『前に向かって礼』『互いに例』から始まります。
日本語で行われる監督の号令は、日本への敬意を感じさせます。
きれいな整列と全員同じ角度の一礼が場の空気を変えます。練習が始まります。

まずは体を守るストレッチからです。ピエルルイジ・アスキエリ監督はこのストレッチを非常に大切にしています。
監督はローマのサピエンツァ大学の教授を務め、運動力学を研究しています。
監督がストレッチの体の動かし方、順番など細かく指示し、人が発揮する力、人に作用する力を明確にし、選手が万全な状態で練習に臨むことができるよう準備を進めます。
トップアスリートの入念なストレッチは一つ一つの動作に意味があり、ストレッチの重要性を強く感じるものとなっています。

ぜひ多くの方に見てもらいたい、合宿地ならではの光景です。

ストレッチのあとは組手、形と分かれて練習が行われました。
こちらの紹介はまた後日!

午前の練習は午前10時から12時まで、午後の練習は5時から7時を基本として毎日行われます。

まだまだ合宿は始まったばかり!
これから大会に向けて、さらに調整が進んでいきます!

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