東京2020オリンピック・パラリンピック 御殿場市特設ホームページ

空手イタリア代表チーム一丸で東京2020大会に臨みます

7月30日(金)-合宿8日目-

雨天が続いています。
選手も富士山が見えないのが当然になってきました。
そんなことはないんです。御殿場市は富士山麓に位置する緑豊かな高原都市です。
富士山の美味しい雪解け水、その水から出来るお米、お酒。様々なものが富士山産です。
最高の富士山を見てもらってから選手村へ出発してほしいと思います。

練習はヴィヴィアーナ選手の気迫溢れる声が体育館に響き渡りました。
出場する女子形は、東京2020大会空手競技の一番初めに行われる種目です。
チームの先陣を切るヴィヴィアーナ選手は、ロベルタ・ソデロコーチと二人三脚で演武を日々進化させています。
8月5日(木)10時から開始です!

また、多くの方が公開練習に来場し、チームにエールを送りました。
選手へのプレゼントを用意してきてくれるファンも!
日本発祥の空手を選び人生の全てをかけてきたイタリア選手たちはいつも日本に敬意を示してくれ、日本をこよなく愛してくれています。
その日本に自身のファンがいることは、東京2020大会に出場する選手にとって非常に心強いです。

会場では、チームに向けた応援メッセージを募集しております。みんなでチームを盛り上げましょう!
明日は、午前は10時から12時まで、午後は5時から7時まで練習を公開しています。

そして、今回は、女子組手+61級に出場するセメラーロ・シルビア選手から市民の皆様へメッセージです。
シルビア選手は、オリンピックスタンディングランキング11位で、8月7日(土)に出場します。
クールに見えますが、カメラを向けるといつもハイテンションでポーズを決めてくれるお茶目なところもあります!みんなで応援していきましょう!

シルビア選手からのメッセージはこちら!

夕食前には、選手たちが所属するFijlkam(イタリア総合格闘技連盟)の役員の方々がオンラインで、選手たちを激励しました。
Fijlkam副会長のベネテッロ・ダヴィデさんは「辛い時期を乗り越え、全ての夢を叶える瞬間が近づいてきている。空手競技を世界に知らしめる大きな機会となる。焦らずに頑張りましょう!」と話し、警察空手部門テクニカルディレクターのコライアコモ・チンツィアさんは、監督と選手たちが獲得できるメダルの数をかけたとジョークを交えながら「私たちは、常に大会の結果を追って皆さんを応援している。良い結果が得られることを願っている」と選手たちにエールを送りました。

夕食後にはユニークな時間が待っていました。
チーム専属の医師を務めるファビオ・ファントン医師が全員を集めゲームを始めます。
チームを2つに分け、チームごとに形の選手を置きます。
その形の選手がファビオ医師から授けられた「お題」を表情や体を使って表現し、チームメイトが当てていきます。
お題は「燃える」や「痛み」、「情熱」など、抽象的なお題の言葉ばかり。
まずは表情だけで表現し、正解が出ない場合は体全体を使い表現、それでも当たらない場合はチームメイトが加わるというように、ゲームは進んでいきます。

お題は段々変化していき、最後は映画を当てるゲームへと発展していきました。
2チームに分かれた空手イタリア代表でしたが、中々答えがでず、正解した時には大盛り上がりとなりました。

このゲームは、遊びのように見えて実はトレーニング!
抽象的な言葉をどのように表現できるか、相手に伝えることができるかの鍛錬になっており、形の演武の表現力の向上につながります。

本当にイタリアチームは合宿の雰囲気が良く、チームへの愛着が湧く一方です!

明日の記事では、御殿場市が行う3つのおもてなしのうち「地元の食材を使ったおもてなし」の取り組みを紹介します。

お楽しみに!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Language »