令和3年12月11日(土)、この夏市内を駆け抜けた東京2020オリンピック自転車ロードレースの熱狂と興奮を振り返る「TOKYO2020 ARIGATOイベントinGOTEMBA」が高根中郷館竜良ドームで開催され、競技運営を支えたコースサポーターや関係者の方々など、約100人が参加しました。

イベントでは、日本人で初めてツール・ド・フランスに出場し、オリンピック公式実況を務めた今中大介さん、この地域を拠点に活動する国際女子サイクリングチーム「HighAmbition2020jp.」所属の本田母映さん、遠藤杏奈さんをトークゲストに迎え、勝又市長と本番の競技映像を見ながらレースを振り返るトークショーを行いました。

今中さんは「東京2020大会をきっかけに自転車文化が根付き、子ども達は夢や希望をもってスポーツを楽しんでほしい」、本田さんは「本当に開催できてよかった。困難な状況の中どうしたら出来るかを皆で考えたから。」と語りました。

また、本市で行われた自転車ロードレースや聖火リレー、空手イタリア代表合宿など、大会の感動と記録が刻まれた「レガシー銘板」が市内7箇所に設置されたことを受け、トークショー終了後には、今中さんらと市民サイクリストが銘板を巡るサイクリングツアーへ。銘板を囲んで地域の方々と一緒に記念撮影などを行いました。今後、大会の感動や記録を後世に残すため、広く市民の皆様に見てもらうとともに、市外から訪れるサイクリストにも本市で開催されたオリンピック自転車ロードレースを感じていただきます。

その他、会場の高根中郷館では市内で開催された大会の企画展も行われ、訪れた市民が写真展示に見入ったり、聖火リレートーチをもって記念撮影したりするなど、あらためて大会を振り返りました。

東京2020オリンピック・パラリンピックは本市にかけがえのない多くの財産を遺しました。この貴重な経験を、レガシーとして未来につなげていきましょう。