東京2020オリンピック・パラリンピック 御殿場市特設ホームページ

市民の気持ちを込めた「最高の環境」でチームをおもてなし

7月26日(月)-合宿4日目-

合宿2日目、3日目と体を追い込んだ4日目は休息日となり、各々が自身のコンディションに合わせ調整を行いました。
大会前の合宿は12日間!
休むこと、食べることも大会に向けた非常に重要な調整です。

完全休息日とする選手や、軽い運動でリフレッシュする選手、器具を使ったトレーニングを重点的に行う選手、コーチとマンツーマントレーニングに取り組む選手、様々な模様がありました。

男子形に出場するブサト・マッティア選手は、合宿に来て初めて道着を着用し練習を行いました。
キレのある突き、蹴りのたびに道着の擦れる音が響き、形の迫力がさらに増します。
マッティア選手は初めて御殿場合宿を行った2017年から、毎年体が大きくごつくなっているのがはっきりわかります。
どれだけの時間を空手に費やしたらこれほどまで力強い形を打てるのか。。
マッティア選手はオリンピックスタンディングランキング6位!
大会での活躍が楽しみです。

また、本日から公開練習となり、16名の市民が練習を見学し、イタリア国旗の手旗を振り選手にエールを送りました。
目の前で披露されるオリンピック選手の形、音、息遣いに見学者たちは大興奮!
前のめりに見学していただきました。
ご来場ありがとうございました。

午後の練習はルイージ・ブサ選手のみ行いました。
チームキャプテンであるルイージ選手は、19歳で世界選手権を制覇してから、10年以上、空手界のトップに君臨し続けるレジェンドです。
コーチに向かって一心不乱に上段突きを打ち続ける姿は、初めてのオリンピックに向けた緊張感と覚悟を感じさせる鬼気迫るものでした。

明日は、午前練習が午前10時から12時まで、午後練習が午後5時から午後7時まで実施する予定です。
ぜひトップアスリートを見学してみませんか?
見学を希望する場合は事前に2020オリンピック・パラリンピック課(℡82ー7830)までご連絡ください。

今回のレポートでは3つのおもてなしのうち「最高の環境」を紹介します。
まずは、何といっても練習会場。
合宿所である御殿場高原時之栖は、宿泊棟、食事部屋、練習会場が施設内の1部分に固まって配置されています。
大会前の調整を行う選手にとって徒歩圏内にすべての施設があることは少しでも長い休息時間の確保に繋がります。

会場内は市空手道連盟の子どもたちなどがイタリアへのメッセージを書いた短冊や、御殿場高校書道部が製作した選手名を漢字で書いた歓迎書道が掲出されており、コロナ禍により直接届けることができない歓迎の気持ちを選手たちに伝えています。

そして本日は、女子形に出場するヴィヴィアーナ・ボッターロ選手から、市民の皆様へのメッセージをいただいております。
ヴィヴィアーナ選手からのメッセージはこちら!

また、4月末に送付した『コロナ禍の困難を共に乗り越えよう』という思いを込めたポルタキャーヴィ(富士山キーホルダー)を選手が着けて来日してくれました。
選手たちからお礼のメッセージです。こちらも合わせて、ご覧ください。

選手たちからのお礼のメッセージはこちら!

空手競技の初日となる8月5日(木)まで、あと10日となりました。

体内時計が徐々に修正され、本日の休息により明日から負荷を上げた調整が続きます。

こちらで毎日レポートしますので、楽しみにしていてください。

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